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入札制度について

入札とは?
入札とは
 正式には競争入札と言いますが、売買や請負契約等におきまして、最も有利な入札金額や提案内容を提示した者と契約する方法です。国および地方公共団体の契約は原則として一般競争入札によらなければならない(会計法第29条の3第1項、地方自治法第234条第2項)と定められており、国や地方公共団体の公的機関等が工事や役務の発注先、物品購入先を選定する際に実施されます。

入札案件の種類(カテゴリー)
 入札案件には大きく分けて3つのカテゴリーがあります。

  • 公共工事 国、都道府県、市区町村などの公共機関が、道路や橋、公共施設を新規に、または改修、整備の為に行え建設工事のことです。
  • 役務 難しく言うと、効用や満足などを提供する、形のない財、つまり、サービスを提供する業務ですね。具体的に言うと、データや書類の作成、調査や点検、施設の運営を委ねたりといった業務となります。
  • 物品 公共機関への物品の納入です。例えばパソコンやプリンター等をいつまでに何台納めて欲しいといったもの。


入札に参加するには

  • 入札参加資格が必要です。
  • 国の公共機関が発注する案件は国が、地方公共団体が発注する案件はその地方公共団体ごとに資格が必要です。
  • 案件のカテゴリーによって取得する参加資格が異なります。物品や役務に関する入札参加資格と公共工事に関する入札資格は別物です。


 (物品や役務に関する入札資格)
 国の案件の場合、全省庁統一資格と言う資格を取得すれば、全省庁が発注する物品や役務に関する入札に参加できます。地方公共団体は各地方公共団体ごとに物品や役務の案件に参加する資格を取得します。

 (公共工事に関する入札資格)
 公共工事の場合は、入札資格を資格する以前に、建設業許可の取得が必要であったり各種有資格者、資本力等の要件があるので入札参加資格が物品や役務とかなり異なるわけです。

物品や役務に関する入札には個人も参加が可能
 案件によっては誰もが参加可能な案件も存在しますので、全省庁統一資格や各地方公共団体ごとの物品・役務の入札資格は個人でも取得可能です。